ニュルンベルク、2日目後半。写真が多いのはこの日までです、頑張るぞ。
午後から行ったのは、ドイチェスミュージアム。
大英博物館のドイツ版のようなもので、
とにかく大きい、まともに全部見たら丸1日かかりそうでした。
壁の天使様。
こんな武器や飾りや
歴史的な展示物。
宗教画や彫刻もたくさんありましたが
このあとのミュンヘンの美術館にみんな期待しているのか
家族の誰も写真がない(笑)
我が家的にはメインはこの3回の古楽器コーナー。
クルムホルン、実物は初めて見ました。
スピネット。
なんだこれ?多分、弓で弾くバイオリンの親戚なんだろうなあ。
もちろんリュートもたくさん。ダルシマーもカンテレもありました。
小型のパオプオルガン。右はティンパニーの原型かな?
左のベースは1弦です。どんな音が出るんだろう?
バックあるピアノフォルテやチェンバロは、これでもか、という数でした。
リコーダーもたくさん。
縦型グランドピアノかな?楽器も進化の途中でいろいろあったのですね。
もっともレアだったのはこのピアノでした。
ちゃんと説明すると難しいことになってしまうのですが
音階というものをを本当に細かく語ろうとすると
「ドのシャープとレのフラットは厳密には違う音」
なのだそうで(私たちが日常使う楽器は全部同じ扱い)
それに忠実に作られたピアノで、よく見ると黒鍵が2段になっています。
でも、あまりに複雑で、誰一人弾きこなせないまま
歴史の彼方に忘れ去られたピアノなのだそうです。
誰にもちゃんと使われなかったことが良かったのか
傷みがほとんどない、保存状態が良くきれいな楽器でした。
でも、楽器としてはあまり幸せな状態ではないのかも(笑)
とにかくここは数も種類も半端ない。
日本にも古楽器の博物館はありますが、おそらく比べ物にならないのでは。
好きな方にはたまらない場所だと思います。
楽器の他にも本当にたくさんの展示物がありました。
このあと、おもちゃ博物館にも行きましたが
もういっぱいいっぱいなので、後日載せられたらということで。
時刻は夕方。さて、晩ご飯だということで
最初に入ったのが、赤いビールのお店。
ドイツは、地下で作ったビールを上のお店で出すという
小さな醸造所がいっぱいあって、銘柄も店の数だけ星の数ほどあります。
ここで夕飯もと思ったのですが、食べ物のメニューがあまりなかったので
とりあえずニュルンベルクソーセージだけ食べて
この日は、なんとビアホールをハシゴ。
ここでもソーセージ。もう子ども達は
店ごとの味の違いを覚えていないそうです。そりゃそうだ(笑)
長い長い1日も終わりました。
ニュルンベルク、ドイツらしいし見所もいっぱいだし
ロシア圏、ヨーロッパ圏、中東圏、アフリカ圏と
世界中から観光客が来ていましたが
世界のどこに行ってもいるはずの日本人は見かけませんでした。
東洋人はいたけどほとんど中国人でした。なんでだろう?
ビールもソーセージもおいしい、いい町ですよ〜。