小さな丘のまちで暮らしているPoの日記です。
本家HP 「zum Hugel」
http://www.geocities.jp/zum_hugel/index.html
足跡

気温が低いのでとけない、新雪が降らないので消えない。

そういう天気が数日続くと畑は一面動物の足跡だらけ。

キタキツネとエゾユキウサギだと思います。

カメラを向けてみたのはいいのですが

逆光だったのでどんなふうに写っているかその場ではわからず

家に帰って確認したら、あら、もう少しアップの方が‥。

次の日撮り直そうと同じ場所に行ったのですが

融雪剤の黒い粉がスノーモービルで撒いてあって

足跡は見えなくなってました。

元の写真を加工したけど私にはこれが限界。

今日、白鳥の鳴き声が聞こえたので空を見たら

2羽が並んで近所のダム湖の方に行くのが見えたので

スマホ持ってすっ飛んで行ってみたのですが

肝心のダム湖は一面氷と雪で水面が全く見えず

白鳥ももうどこかに飛び去っていました。

もうちょっと本州にいた方がよかったんじゃないかなあ、

今来ても、この辺りにはエサがないでしょう、と

余計なお世話なのかも知れないけど、心配しながら

カラスの大合唱を背にトボトボ帰宅。

暖冬で、おかしな暖気が何回も来た今年の冬。

春は早いかと思ったのに、ここに来て低温続きで雪が解けず

結局、3月にしては雪が多いよね、の冬の終わりです。

わかんないなあ。でもわかろうとしなくてもいいのかもね。

私は考えすぎるんです、きっと。

製菓材料店で無塩バターを仕入れてきたので

パウンドケーキを焼いたら我ながら美味しく出来て

ふと、誰かに食べて欲しくなった。そんな週末でした。

13:33 - comments(0)
アップデート

祝ってあげる女の子はいないけど、今年もちらし寿司は食べました。

食い気優先でお刺身あるだけ乗せちゃってるし

今年はいつものスーパーのお花コーナーに桃の花もなかったし

色気が何にもないけれど、とりあえずの3月3日でした。

昔々に初めて作った時、具材を一つ一つ別に味付けしてから

ご飯に混ぜる、とレシピ本の本の通りに作ってみて

さすがにこれは私には無理、と悟ったので

次の年から全部一緒に煮てますが、大丈夫、美味しいです。

来年もし作ったら、マグロは面倒がらずに漬けにしよう。

 

 

PERFECT DAYSをの映画の中で

石川さゆりさん演じる小料理屋のママの

「どうして昨日と同じではいられないのかしらね」というセリフが

何だか自分の中に刺さってしまったようで

映画を見てから随分経ってしまったのに、時々思い出します。

物事は常に移り変わっていくものと知っているけれど

「あらゆるものは変わり続ける、永遠に同じものはない」

という事実が、若い時よりしんどくなっているのかも。

知らないうちに安定思考になっちゃってる、私。

定期的でも強制的でもいいから意識して変化すればいいと

長い人生の中で知ってはいるから、大丈夫なんですけど。

何も考えなくても変化出来た若い頃が

ちょっと懐かしい今日この頃です。

さて、次のアップデートは何にしましょうか。

22:59 - comments(0)
コロナになった

一度暖気が来て、積もっていた雪が大量にとけてしまったのに

そのあとはまた寒さが戻って来ました。

明日の朝は−20度まで冷え込む予想。

春はまだもう少し先のようです。

 

 

長男が発熱、病院に行きコロナ陽性判定が出た同じ日、

私にも強烈な倦怠感がやってきました。

これは絶対もらったと発症を覚悟したのですが

不思議なことに、熱もない咳も出ない喉も痛くない。

そのまま4日が経過し、長男の熱が下がって元気になった日

私の倦怠感もきれいさっぱり消失。

どうやら私のコロナは倦怠感のみで終わったらしい。

ウイルス持ちだったのは間違いないので

発症日が一緒の長男の診断に合わせて

5日間ちゃんとステイホームはしていました。

だから世の中に迷惑はかけていないと思います。

マスク生活になってから、ずっとヘルペスが酷くて

(コロナ前はなったことがなかった)

大変だったので、5類になった時に

迷いましたが脱マスクを選択しました。

ワクチンも、最後に打ってから2年半が経っています。

自然免疫着いたのかな。

虚弱だった子どもの頃を思うと感慨深いです。

こんなこともあるんですね。

 

 

2月と3月は結局宿はお休みしていたので

GWの予約を受けるのをすっかり忘れていて

気がついて慌てて受付を始めました。

時間があるし、五十肩もだいぶ良くなってきたので

お菓子作りをまた再開。

調理の時に力が入らず、右手に持った包丁で

左手の指を切ってしまう流血事件を繰り返し

こんなんで人様に食べてもらうお菓子なんか作れないと

夢が頓挫してまる2年。

そろそろ、計画再開出来るかな?

そういえば、五十肩になったのは、

3回目のワクチン接種が始まる頃でした。

左肩が夜も眠れないほどの激痛で

ワクチンの副作用がけっこう酷かった私は

今この状態で副作用まで来るのは勘弁、と

3回目の接種を見送りました。

4回目は体調的には打てる状態でしたが、

家族や知人が打つのを止めたため

私もまあいいかと思い、結局2回でお終い。

ヘルペスでマスクも外すことになって

コロナに対してはほぼノーガードだったのに

56歳、けっこうやるなあ、私。

まあこういうオバちゃんもいるという話です。

とりあえず昨日作ったマドレーヌはうまくいきました。

明日はクッキーかな。

20:55 - comments(0)
BLANK PAGE

夕暮れの、クリスマスツリーの木。

どうしてバズったのか事情はよくわからないのですが

今美瑛で一番有名な場所になってしまいました。

まあネーミングもいいしね。

駐車場もないのに観光バスが路駐で何台もやってきて

車道に人があふれていて車が通れない。

手のひらの上に乗せたような画を撮る、というのが

どうやらトレンドらしいです。

 

 

こちら、ほぼ似たような画が撮れるのに

いつ行っても人がいない「夕日の木」です。

知名度って不思議ですごいですね。

 

 

内田也哉子さんの新作、「BLANK PAGE」を読んで

しばらく、うーんと放心したようになっていました。

あのご両親、これだけ鋭い感性と知性。

頭の回転も早く言葉も的確。

さすが以外の言葉がありません。すごい方ですね。

親子の苦労は私にもありましたが

比べられるようなレベルではないのはわかっています。

でも、1つだけ、思ったのは

破天荒で、他に例のない両親だったとしても

内田さんは愛されて大事にされていたいたと思うし、

「あのご両親なら大変だったよね。」と

周囲の理解も得られる環境だったところが

私と決定的に違うところだと。

だから今、人としてしっかり立っていられるのでしょう。

本当の姿を一切他人には見せずに「見せかけの良い母親」を

最後まで演じきり、誰もその嘘に気付いてくれず

(1人くらい気がついてくれても良かったのに今も思っています。

友達や親族にとっては、いい人だったのだろうけど

みんな何を見ているんだろうと、ずっと思っていました。)

大変さや悲しさを訴えても周囲の理解を得られず

1人でずっと子供時代を耐えていた私には、

それがただ羨ましいです。

感傷的になっちゃったなー。すみません。

19:45 - comments(0)
パーフェクトデイズ

家族の体調不良があって1日遅れだし、

寿司飯じゃなくてキンパだし、カットしちゃってるし

食べながら今年の恵方ってどっちだっけ、とか会話するし

もう当初の目的は何も達成していないような気もしますが

とにかく海苔巻き食べました。

牛肉とマグロアボカドと鰹のタタキのコチュジャンマヨ和えです。

 

 

役所広司さんの映画「パーフェクトデイズ」を観てきました。

最初は札幌でしか公開されていなかったので

これは、テレビ放映待ちかなと思っていたのですが

2月から旭川でも観られることになったので、初日の初回へ。

映画館のロビーにはポスターも案内もなかったけれど

会場に入ってみたら、やっぱり話題作。

平日の昼間とは思えないお客さんの数でした。

行けないと思っていたので、事前にネットのレビューや

あらすじを見てしまっていたのですが

自分の目で見ると、やっぱり想像とは少し違いました。

人付き合いや溢れる情報を可能な限り遠ざけて

淡々と繰り替えされる日常の中にも

ちゃんと主人公平山さんの心の動きや

周囲との関わりがあって

望めば多分運転手付きの車が持てた生活を捨てて

トイレの清掃員という人生を選んだ経緯があって。

でも、それでも、

同僚にお金をたかられたり、その彼女にキスされたり

家出した姪が転がり込んできたり、

迎えにきた妹と久しぶりに再会したり

居酒屋のママの元ダンナさんにママの将来を頼まれたり

そのダンナさんと影を重ねて、影踏みをして。

誰かの人生に、少しだけ、踏み込んで重なった時、

役所さんの眼と言葉に力が入って輝く様に

なんかすごくグッときてしまいました。

これは Youtubeの「親父キャンプ飯」という

ドラマを観た時も思ったことで

人生に行き詰まったおじさんが家を離れて

キャンプ場を転々としながら暮らしていて

そこにキャンパーや、出会った人や、娘や元妻や

いろんな人が絡んでくる話なのですが

1人でいるときはぼーっとした眼をしているのに

誰かと関わっているときは、

たとえそれが迷惑でも、会いたくない人でも、

主人公の近藤芳正さんの表情が変わる。

人は、やっぱり、人と関わって、

生きていくものなんですね、きっと。

ただ歳をとるにつれ、

人は内向的、厭世的、非行動的になるもので

(それはきっと私も例外ではなく)

もっともらしい綺麗事を並べてはいても

要は老いて、自分に都合のいいもの以外は

切り捨ててるだけでしょ?!になっちゃった同世代が

私の周りにも増えているのは確か。

あまりに辛いことがあって、今の人生を選んだ。

でも、誰かと時間を分かち合うとき、心は動く。

今更どうこうするには歳をとりすぎてもいる平山さんが

この後の人生、どう生きていくのか。

曖昧なラストが、心に残りました。

いろいろ考えさせられた、いい映画でした。

猛吹雪の日でしたが、行けて良かったです。

22:41 - comments(0)
かまくら

ダイヤモンドダストの写真は撮影者のOKが出ないので

お客さんが裏庭で雪遊びして作っていったかまくらを。

美瑛はずっとパウダースノウ、粉状のふわふわで

圧縮しても全く固まらない雪だったのですが

室内からバケツで水を運んで湿らせて積んで

(外の水道は冬は使えない)

大仕事で完成させたのでした。若いっていいなー。

その後数日様子を見ていたら

小鳥やリスが出入りしていたので

試しにひまわりの種を雪の上にまいておいたら

こんな写真が撮れたのでした。

囲われているところは、やっぱり落ち着くのかな。

年が明けてから、リスが全く姿を見せなかったので

何かあったか、エサ場変えたかと心配していたのですが

また連れ立ってきてくれるようになりました。

良かった、やっぱりいないと寂しいよ。

 

 

ここ数日は美瑛も天候大荒れの予報で

大事をとって学校は休校を決めていたようですが

結局、普通の積雪で普通の雪の日でした。

休みになった小学生のみんな、良かったねー。

先週は朝の気温がマイナス25℃だったし、

年末は「10年に一度」、今回は「今年1番の」寒波って

あのねえ、暖冬予報はホントにどこいったの?と思ったら

「暖冬の年は、気温の上下の幅が大きいんです」と

またまた気象予報士さん。あ、はいはい。

去年の夏の暑さを思ったら、

ちゃんと冬が来たということは

ありがたいことなのかも知れません。

でも年末の怪我がやっと治ったと思ったら

今度は腰をやちゃった私。

(怪我の間、痛いのを理由に動かなかったのが敗因。)

雪かき辛いので、控えめに降ってくれると嬉しいなあ。

23:00 - comments(0)
やっぱりご飯

次男が大阪に戻った後、宿の常連さん2組のお客様があり

終わってちょっとホッとしているところです。

これだけ来てくれているともうすっかり遠慮もなくなっちゃって

一緒にお喋りしたり飲んだり遊んだり

ちょっと緊張感なさすぎかなあと反省するくらい

楽しい営業日でした。

この後、2月と3月、宿はお休みする予定でした。

除雪機材の老朽化や(公道までの50メートル自力で雪かきが必要)

その他にも課題はあったのですが、

1番は、最近私が夜あまり眠れなくなってしまったことでした。

体力や体調がやばいのかなと不安があったのですが

私とほぼ同世代の常連さんに「歳とったからよ、みんなそう」と

呑みながらあっさり結論づけられてしまい、気が抜けた。

春までのんびりする予定でしたが、どうしようかなー。

 

 

去年金沢に行った時、兼六園でお昼を食べていたら

隣のテーブルが観光のガイドさん達でした。

お客さんが園内自由行動の間に

顔馴染みで集まって休憩していたらしいのですが

その時聞こえてきた会話の中に

「(金沢に)2回目以降に来たお客さんは

観光よりも美味しいお店に行きたがる」

というような話がありました。

それは北海道にいても感じることで

人間、結局食べることが1番大好きで大事ですよね。

うちも、ダンナが頑張ってくれていることもあり

(時々ゴマすっておく)

宿のお客さんもそうだし、コロナ前はよく宴会していたし

うちのご飯、楽しみにしてくれている人は

多いような気がします。

きっと、旅に出たり、帰省したり、誰かを訪ねたり

そういう行動を起こす時の

食事は、大きな要因になるのでしょう。

今回は、どうだったかな。

みなさん、うちのご飯、美味しかったかな。

 

 

今年はダイヤモンドダストも何回か見たし

今朝は今季初のマイナス20℃を下回りました。寒かった。

樹氷の写真があるはずなので、近日公開予定です。

23:31 - comments(0)
あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

年内かお正月に更新しようと思っていたのに叶わず。

帰省してきた次男が友達を連れてきたり

いつもの同級生が泊まりにきたりで忙しかったこともありますが

年末に自分がこけてこっぴどく怪我したり

バスとレンタカーが事故ったばかりの横を偶然通りかかったりと

気になることが何やらいろいろあった上に、

大きなニュース続きで落ち着かない年明けで

自分がオロオロざわざわしてしまって

気がついたら今日になってしまいました。

昔はもっといろんなことに鈍感だった気がするのですが

歳とともに起こったことに影響を受けやすくなっていて

もっとしっかりしなくちゃ、の年末年始でした。

それでもお節料理も作ったし、お餅もたくさん食べたし

美味しいお酒も飲みました。

元旦は気温がマイナス18℃でダイヤモンドダストが飛び

今朝は気温はそれなりでしたが、

湿度が高かったせいか空気中の水蒸気が氷つき

樹氷がキレイな朝でした。

いろんなことがあるけれど、心配なことも多いけど

それでも世界はいつも美しいです。

悲観は程々にして、物事の良いところも見て

歩いていける2024年になるといいな。

今年もできるだけ更新する予定です

みなさんよろしくお願いします。

20:47 - comments(0)
寒波来てます。

「10年に一度」の寒波が来ています。

夏はあんなに暑かったのに、暖冬予想だったのに、

12月は高めに経過すると長期予報でも言ってたのに

なんで10年に1度?と、素人の私には不思議でしたが

「平均すると気温は高めというだけで、寒波が来ないわけではない」と

天気予報の気象予報士さん。あ、はい。

昨日は−19℃でしたが、曇っていてダイヤモンドダストは無し。

雲が多い日はそんなに気温は下がらないのが普通。

曇っているのに−19って、ホントに寒いってことだよなあ。

年末年始は暖気が入って気温が上がるみたいです。

怪我の方はボチボチ。

以前にもっと酷い転び方した時も大丈夫だったから、と

呑気に構えていたら、なんか治りがとっても遅い。

歳をとったということですね。気をつけなくちゃ。

 

 

一年位前に、居間の生ドラムを借りてライブの自主練に来ていた

町内在住のお兄さんが、久しぶりに来てくれました。

今回は、特に目的はないけど、叩きたくなったから、と。

来たときは仕事上がりのせいもあったのか

ちょっと元気ない顔をしていましたが

2時間弱、ガンガン叩いて、帰る時には

とってもいい顔になっていて、なんか私も嬉しかった。

その日、誰かがほんの少しでも幸せになるために

お手伝いが出来たんだなあと。

ドラムなんて、音量問題、置き場所問題。

そう簡単には叩けないもんね。

うちはいつでもOKだから、また来てくださいねー。

そして今日は年内最後のお客様。

Coteauさん、ラストスパートです。

17:51 - comments(0)
コケた。

先週は12月にしてはありあえない暖かさで

積もった雪がみんな解けてしまったのですが

いつも通りの気温になった途端にまあ降るわ降るわ。

あっという間に再びの銀世界です。

季節外れの暖気の後って、辻褄を合わせるように

大雪になるような気がします。何でだろう?

 

 

というわけで、コケました。現在5日経過中。

ウッドデッキの雪かきをしようと思ったのですが

あと一歩あると思った後ろの床がなかった。

雪かきスコップがつっかえ棒になってしまった、

五十肩が治り切ってなくてパッと手が出なかった、

落ち方が悪かった、何より私はトロい!

とまあいろいろ重なって、顔から落ちるという大惨事。

頑張って働いてたのに

こんな酷いこと起きなくても‥と嘆いてもしょうがない。

鼻はどうやら何ともないみたいだけれど。

口の中があちこち痛くて食事も大変。

でもとにかく何箇所か切れて出血したところが治らないと

口も大きく開けられないので病院行けない。

仕方ないので数日様子をみていたら

傷の治りとともにあれこれの痛みも治まり

気になる箇所は1箇所だけになりました。

これ以上治らないようなら病院行きますが

とりあえず無事に現場復帰しました。食事も出来ます。

頭じゃなくてよかった、骨折もしてないし、

下が石畳だったらもっと大惨事だったんだし、と

いろいろ言い訳して、立ち直っている最中です。

これが加齢ということでしょうか。きっとそう。

次のお客様が再来週までないのもラッキーでした。

この際療養兼ねてゆっくりしようと思います。

でもやっぱりしばらくはトホホです。はあ。

20:09 - comments(0)
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